ベタ子、恋愛下手脱出するってよ ~プロローグ~

      2018/03/13

恋愛下手脱出

スポンサーリンク

プロローグ

とある町のとあるところ。

 

28歳のベタ子は、自分の部屋の窓の外の
沈みゆく真っ赤な夕日を見ながらため息をついていた。

 

ベタ子
はぁ・・・私・・・このまま一生ひとりぼっちで生きていくのかな・・・。

 

今までもこれからも、一人で生きていっている姿を思い浮かべると、胸が締め付けられるように苦しく、目頭が熱くなり、ベタ子のほほに小川が流れ始めた。

 

 

ベタ子
どうして・・・どうしてこんなんなんだろう・・・

 

涙のしずくがほほをつたり落ちた瞬間・・・

 

 

ベタ子
なっっ・・・??!

突然強い光に包まれたベタ子。光がおさまりゆっくり目を開くとそこには・・・。

 

 

ちえも仙人
ん~?

 

ベタ子
??!どっ・・・どちらさまですか???!

 

ちえも仙人
ん??呼んだ??(もぐもぐ)

 

ベタ子
いや、呼んでねーし!!!!

 

ちえも仙人
これこれおぬし。女子が「ねーし!」とか言わぬほうがよいぞ?日ごろから言ってると、男性の前でもポロっと出ちゃって若干引かれたりするぞ?

 

ベタ子
うっ・・・余計なお世話です!ってかあなた誰ですか?!警察呼びますよ!?

 

ちえも仙人
いやいやいやいや・・・おぬし。あ、おぬし。呼んでおいてそりゃーないぜよ。今焼いた干し芋と牛乳で一息ついてたところじゃったのに。

 

ベタ子
ほ・・・干し芋・・・?って、呼んでないですけど・・・

 

ちえも仙人
おぬし、「ひとりぼっちで生きていくのかも」って悩んどるんじゃろ?

 

ベタ子
え・・・。

 

ちえも仙人
わしは仙人法人仙人会のちえも仙人。おぬしの心の叫びの依頼を察知した仙人法人から、おぬしと一緒に悩みを解決するために派遣されてきたのじゃ。まったく・・・仙人使いが荒いのぅ、、、ボスは・・・

 

ベタ子
仙人・・・?法人・・・?派遣・・・?ボス・・・?そして依頼なんてしてないですが・・・。

 

ちえも仙人
仙人法人は俗世の人間の悩みを解決することを主事業としておる法人じゃ。まっ、詳しいことはおいといて。悩み、解決したいじゃろ?

 

ベタ子
そういわれても・・・。よくわからないし、怪しいし・・・。それにお金も払えませんよ。

 

ちえも仙人
ノンノンノン。金なんぞこの俗世のもの。わしらは持っていても何の役にも立たん。わしらは悩みを解決することで徳を積むことが報酬になるのじゃ。

 

ベタ子
そ・・・そうなんですか・・・?でも、仙人だって言いますけど、ただの不審者じゃ・・・

 

ちえも仙人
のぉーーーー!!!おぬし、うたぐり深いな!それなら、これでどうじゃ?!

 

 
ふわふわ浮いたり、分身の術を披露するちえも仙人。
 

ベタ子
ひぇ!なッ・・・??!

 

ちえも仙人
はぁ・・・はぁ・・・どうじゃ?信じたか?人間業ではないじゃろ?

 

ベタ子
なんかはぁはぁ言ってますけど大丈夫ですか・・・?

 

ちえも仙人
むぅ・・・大丈夫じゃ。(最近仙人修行サボってたからの・・・)

 

ベタ子
よくわかんないしあやしいけど、タダで悩みが解決できるなら・・・やってみてもいいかも?

 

ベタ子
わかりました。。じゃあ、ちょっとだけ試してみたいのでお願いします。

 

ちえも仙人
そうこなくっちゃ!ではここにサインを・・・

 

ベタ子
え。あやしい・・・やっぱやめる。

 

ちえも仙人
冗談じゃ冗談(チッ)。

 

ベタ子
(なんなんだ・・・。)で、さっそく悩みを解決するために何をすればいいの?

 

ちえも仙人
それはじゃな・・・。

 

ベタ子
はい。

 

ちえも仙人
・・・。

 

ベタ子
・・・。

 

ちえも仙人
今日は神通力を使いすぎたのでまた明日じゃ。

 

ベタ子
ええーー?!

 

ちえも仙人
ではサラバじゃ~

 

 

ベタ子
・・・。なんだったんだ・・・?

 

こうしてちえも仙人と出会い、一生ひとりぼちかもしれないという悩みを解決すべく依頼をしたベタ子だったが、この先どうなるのかは誰にもわからない。

 

果たしてベタ子は恋愛下手を脱出し、はじめての彼氏ができるのか?!

 

次回へ続く!!

 -